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弟ドリーム

弟というドリームについて話したい。私は今ドリームとしての弟についての話をしたいと思っているので、ちょっとつきあいなさい。ここで言う「つきあう」とは読んでいく、という意味であって、別にこっそり逢い引きをしたいとか、あなたに寺地のイニシャルTのネックレスをしてほしいと望んでいたりとか、あとふたりでひとつのクリームソーダをハートのストローで飲みたいとか言っているわけではないから安心しなさい。「つきあう」のイメージが全部古い。

弟。それは三人きょうだいの末っ子次女として育った私の永遠の憧れなのです。
こういうことを話すとね、弟のいる人というのはね、「いや別にそんな良いもんじゃないから」ってたいてい言うんですよね、知ってるよ私は。私もね、十歳違いの兄がいますって言ったら兄がいない人にめちゃくちゃ羨ましがられるから。でもその都度「全然良いもんじゃないからッ!!」ってさっき食べたお昼をゲボしちゃう勢いで否定するもんね。
あくまで、ドリームとしての弟なのです。妄想としての弟、でもいいです。

ドリームとしての弟っていうのはやっぱりひたすらかわいいわけです。個人的には橋本淳さんみたいな感じの人がいいと思う。なんかこう、ドリームとしての弟を体現してる感じするから。顔がかわいくて声がカッコ良くて、背が高くて、礼儀正しくて謙虚でっていうね、そういう。

ドリームとしての弟は、普段は生意気な口ばかりきくけど私がほんとうに弱ってる時は「しっかりしろよ、姉ちゃん」とか言って励ましてくれるんですよね。でもこっちは弟がサンタクロースが本当は親だって知って二時間号泣していたこととか、中学生の頃に恥ずかしいポエム書いてたこととか全部知ってるからね、腹立たしくて「なにさ、あんたになにがわかるっていうのさ」とか言うよね。ナマイキィーつってね。そしたら弟は「わかるよ」って言うんです。真顔で。真顔でね。「わかるよ、きょうだいだもん」て言うわけ。フゥ~!わかってるゥ~、弟ってばよくわかってるッフゥ~!(妄想だけど)

あとあれね、私が婚約者を家に連れてきた時の反応ね。ちょっと人見知りしやがるのね。「なにさあんた、まさかお姉ちゃんをとられるとか思って拗ねてんの?」とかね、言いたいじゃないですか。(妄想だけど)
「はっバカじゃねーの」ってね、弟は言いますよ。なんせドリームですからね。そして背中向けてボソッて小声で「姉ちゃんにしては良い男つかまえたな」とかね、言う。で「えっ?」て聞き返したら「おめでと、姉ちゃん」ってね、弟は照れくさそうに笑うのです。弟~!ちょうかわいい~!(妄想だけど)



えーとこれは実は、はてなブログの下書きに残されていた一年ぐらい前の文章です。(一部書き加えましたが)
37歳だけどいまだに弟がほしいというタイトルでした。私はこれを読んだ時に心の底から、私ってなんて気持ちが悪いんだろうと思いました。でも読み返しながら38歳になってもいまだに弟ドリームを捨てきれない自分に気づいたので削除できなかった。私できなかったよモギャン。あと文中の婚約者の役を誰にするかという問題も残ってて、非常に悩ましいところなんですけど、これ話し出すと長くなるからまた別な機会にね!需要があればね!(無い)じゃあね!