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ポプラ社小説新人賞を受賞しました。

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ポプラ社小説新人賞という公募の賞があるのですが、この度私こと寺地はるな、夫からはモコラブンタンというよくわからない渾名で呼ばれているこの私が受賞しました。めでたいです。

小説なるものを書きはじめて数年になりますが、公募に出しては落ちてを繰り返していました。そのたびに泣きながらうまい棒(めんたい味)を食べ散らかしたり、じゃがりこをお湯でふやかしたものをポテトサラダと偽って夕飯のおかずに出したり、あぶらとり紙のかわりに酢だこさん太郎を使って余計に顔をベトベトにするなどの自暴自棄な振る舞いをしていたので最初受賞の連絡を頂いた時にわかには信じられず、「これは新人賞やるやる詐欺かもしれない……!」などと疑っていました。疑心暗鬼とはまさしくあの瞬間の私のためにあるような言葉だと思いました。

余談ですが息子を保育園へ迎えに行く途中にその電話を受けたので道端で自転車に跨がったまま「エッショウ?エッショウ?(えっ賞?えっ賞?)」という奇声を発していた時に脇を通り過ぎていった白いランニングに短パンのおじさんのことが、私は今でも気になってます。(もしや裸の大将だったのではないか的な意味で)以上余談おわり。

毎日子どもを寝かしつけた後台所にノートピーシーを持ち込んでこそこそ小説を書きながら、なんで私は睡眠時間を削ってまでこんなことをやってるんだろう、と思っていました。しんどいなとか眠たいなとか、いつまでこんなこと続けるんかな、いっそ趣味って割りきったほうが楽になれるんやろうなとかそんなことを考えながらも、それでも今日まで書き続けることができたのは、黙って見守ってくれた家族のおかげ、それからブログを読んでくれた皆様のおかげだと思っています。
自分の書いたものを読んで「面白かった」、「もっと読みたい」と言ってくれる人が僅かながらも存在するということに驚きもしましたし、とても励まされました。
本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。