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ドラマチックゥ~!って震えました

私は現在Oh!sakaに住んでまして、その前は佐賀県の山奥に住んでいたので、どこに行くにも車に乗るという生活をしておりました。車生活の期間は特にオモシロエピソードもなくて、しいて言えば黄砂の季節に「どうせ汚れるから」ってんでホコリまみれの車に乗り続けていたら、ある日駐車場に停めてるあいだに「近日洗車予定」って落書きされてたことぐらいですね。それでも私、洗車しなかった。しなかった。意地っぱりなのよ。今ちょっと意地っぱりジェンヌという名称を思いついたので皆自由に使っていいですよ。私は使いません。パリ在住じゃないからです。

Oh!sakaに来て毎日電車に乗るようになった訳ですが、なんだろう、いろんな人がいるよねと思います。このあいだ携帯電話で「あんな男のどこがええんや。俺とどう違うんや」みたいなことを喋ってる人がいて、フゥ~!ドラマチックゥ~!って震えました。

ドラマチックなセリフってやっぱりドラマチックなだけになかなか日常で使う機会がないと思うんですけど、以前っていうかかなり昔仕事でちょっとややこしい案件があった時にある人から「寺地さんどう?無理かな」って訊かれたので「やります」って答えたらフッて笑われて「ま、お手並み拝見といきますか」って言われた時はやっぱりちょっと感動しましたよね。この人ったら、こんなドラマのいじわる端役みたいなセリフを惜し気もなくッ……!って。しかも唇の端を歪めるシニカルな笑いつきで。

ちなみに私が一番言ってみたいセリフは「名乗るほどの者ではございません」なんですけど、それにはまず相手に「せめてお名前だけでも……!」と言わせなければならず、言わせるためには私がその相手のピンチを救わねばならず、いろいろ考えるとやっぱり難しいよねと思うし、実際私がもし誰かのピンチを救って名前訊かれたら絶対ベラベラ答えちゃうと思う。
「あ、名前?寺地はるなです。寺子屋の寺に地方裁判所の地、はるなは平仮名です。え?ティラチじゃないです、テ・ラ・チです。そんな、人をティラミスみたいに(笑)頭にカカオパウダーかかってませんて(笑)まあ、なんなら寺地はるなに助けられたってTwitterで拡散してもええんやで?」とか言うね絶対!ヤダ!あさましい!