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グリグリモギャモギャする例のやつ。

知人と本の話になって、私このあいだアレ読んだよ、えっ俺も読んだよ、そうなんだ、すごくよかったよねってなって、盛り上がって喋ってるうちに相手と自分が真逆の解釈をしてることがわかって驚いて桂三枝ばりに椅子から転げ落ちそうになったことがあるんだけど、でもそういう違いって面白いなあと思うし、なんかあれに似てるなあと思って、なにかっていうと小学校の授業で絵の具を混ぜて新しい色をつくるってやつ、赤と白混ぜてピンクとか黄色と青混ぜて緑とかってパレットのやつの上でグリグリモギャモギャする例のやつのことなんだけど、あれってみんなそれぞれ違うピンクとか緑になってて、似た色はあっても同じ色はなくて、でもどれが正解の色ってわけでもないところが非常に面白いですなあと思ったりして、だから小説のやつなんかも書く側の絵の具と読む側の絵の具の組み合わせでひとつずつちがう色の作品がそれぞれの心の中に存在するんだろなと、そう考えると楽しいよねと思ったりしてニヤニヤしたりして、ニヤニヤしながらごはんのやつを食べてたからドレッシングの蓋が開いてることに気付いてなくて、おもちくんのやつ(三歳)がそれを手に取ったことや三歳が大人の真似したがりな御年頃であることにも気付いてなくて、ハッとしてgoodきた瞬間にはおもちくんのやつが蓋の開いてるドレッシングのやつの容器をシャカシャカ振っちゃっててそりゃもうブギーな胸騒ぎぐらいシェイクしたもんだから飛び散っちゃって親子ともどもドレッシングまみれになったから今日は私のまみれ記念日だっていうそういうお話のやつで、最後まで「。」が出てこないパターンのやつでもありましたね。おわり。